こんにちは。

　長野県松本市にある、「上位校を目指す進学塾」八木塾の松田です。

　今回は、内申点について解説していきます。

　よろしくお願いします。

　内申点は、入試を受験する際に受験校へ提出される調査書の評定を指します。

　こう書くと難しそうですが、内申点は通知表の成績によって決まるため、実質的には通知表の評価と同様に考えてしまって問題ありません。

　長野県の高校入試では、各高校で合格に必要な内申点の基準が非公開ながら決められています。「○○高校に行くには××以上の内申点が必要」とよく言われるのはそのためです。

　参考：八木塾高校入試ページ

　そして、内申点がこの基準を下回っていた場合は、その学校を受験した生徒の筆記試験の平均より数十点ほど上回っていなければ合格がかなり厳しくなります。合格者より筆記試験の点数が良かった受験者が、内申点が足りないために不合格になることはよくあります。

　そのため、高校入試における内申点は、合否を左右する重要なものであると言えます。

　中学生の内申点は中学3年生の2学期(2期制の場合は中学3年生の前期)の成績がほぼそのまま内申点となるので、この時期の勉強は特に気を引き締めて取り組まなければなりません。

　もっとも、この時期は1･2年の範囲が出題される復習テストや総合テストを頻繁に受けることになるため、結局のところ3年間にわたる日々の積み重ねが大切です。

　このように、内申点は入試結果を左右することもある重要な存在です。

　普段から内申点を意識して、テスト勉強や課題の提出といった日々の努力に努めていきましょう。